もう長い木材を持ち運びする必要なし
つないでつっぱる
マイナテン
 
 マイナテンとは
 1×4材、2×4材(以下柱材と呼びます)を垂直に突っ張るための器具です。用途が同じディアウオールやラブリコなどの場合、本体を必ず天井か床にあてて取付けます。これに対し本品は上でも下でも中間のどこにでも取付けられます。中間に取付ける場合は上側と下側の柱を繋いで突っ張ることになります。ですから本品を使うと2メートルを超える長い木材を運ぶ必要がなくなります。2本に切り離して持ち帰り1本の柱材を突っ張るのと同じように簡単に柱材を立てられます。
 さて市販のつっぱり器具には柱材を設置場所の高さより何センチ短くカットするか決められています。商品によってはかなり正確なカットが必要とされるので気を使います。本品の場合は設置場所の高さからマイナス10(テン)センチだけ引いてカットします。2本繋ぐ場合は2本合わせた長さがマイナス10センチになるようにカットします(なお本品には柱材の断面を拡大するための端口拡大板が付属していますが、これを使う場合は後でご説明しますがマイナス11センチになるように柱材をカットします)。
 本品はそれでマイナテンと申します。長さのカットに迷った場合は品名を思い出せば間違えません。

 
 柱材の長さを2重に固定
 市販のつっぱり器具にはネジ式のものとバネ式のものがあります。例えばラブリコはネジ式ですがネジが緩むのを防ぐためにバネを使っています。ディアウオールはバネ式です。ネジ式の長所は突っ張り力の微妙な調整ができることです。ですので内装材を傷めるリスクを減らすことができます。弱点はネジが緩むと突っ張り力が落ちることです。一方バネ式は緩みがこないのが強みですが微妙な力の調整には向いていません。
 さて柱材を突っ張りによって天井と床の間に固定するということは、天井と床との間の長さ(高さ)より柱材の長さを僅かだけ長くすることによって抜けない状態を作ることです。本品はネジ式の突っ張り器具ですが突っ張り用と長さ固定用の2つのネジを使っています。突っ張り用のネジで柱材を抜けない長さに伸ばし、別のネジでその長さを固定します。そのため仮に突っ張り用のネジが緩んだとしても柱材の長さはすぐに変化しません。本品は柱材の長さを2重に固定する方式によりネジ式突っ張り器具の弱点を克服しています。


 構造
本品はネジ式の突っ張り部材Aとそれを外側から挟んで固定する連結材Bという2つの部材によって構成されています。突っ張り部材は上台(A1)と下台(A2)とがネジで繋がっていてネジに取り付けられたツマミ(A3)を回転させて上台と下台の間隔を広げて突っ張り力を発生させます。連結材Bは2枚の板で突っ張り部材および接続する木材を外側から挟み込み、合計4本のネジで2枚の板の間隔を狭めて固定します。簡単な構造なので下のイラストをご覧になればおわかり頂けると思います。
突っ張り部材A   A1 上台 
          A2 下台
          A3 ツマミ
連結材B      
 
    
 マイナテンは2種類 
DIYで柱を立てるとき最も多く使われるのは2×4材と1×4材です。ほとんどのホームセンターに置いてあります。白木系の加工しやすい木材です。本品はこれらの材を垂直に立てるための器具なので木材に合わせて2種類となります。
マイナテン24  2×4材用
マイナテン14  1×4材用

     
 10センチ短くカット
 本品を使う場合には設置場所の高さより10センチ短くなるように柱材をカットします。まず床から天井面までの高さを測ります。天井に巻尺の先端が触れるまで伸ばし先端から例えば1メートルの地点を付箋などでマークし、今度は床に巻尺の先端を伸ばし床からマークまでの長さを測って合計します。この方が床から天井まで巻尺を伸ばすより簡単に測れます。そしてその長さより柱材を10センチ短くカットします。設置場所の高さが245センチなら235センチです。2本の柱材を使う場合は2本の合計の長さが10センチ短くなるようにカットします。上例の場合は2本合わせて235センチです。120+115でも55+180でもどのような組み合わせでもOKです。例えば1.3メートルの高さに出っ張りが出ると困る場合はそうならないように使う柱材の組み合わせを調整します(120+115ではなく40+195のように)。
 設置場所の高さより10センチ短くカットした柱材を本品に挿入して設置場所に立てると天井と柱材の上端との間には1センチ弱(7~8ミリ)の隙間ができます。本品の突っ張りネジはそこから2センチ伸ばせるので数ミリの誤差やノコギリの引きしろなどは無視してかまいません。きれいにカットしたい場合はホームセンターでカットできます。たいていのホームセンターで木材カットのサービスがあります。

 
 つかい方
 本品は柱材が1本の場合は柱材の最上部または最下部に取付け、柱材が2本の場合はその間に取付けます。従ってつかい方としては下のイラストのように3通りになります。以下それぞれのケースについてご説明しますが、ほぼ同じ内容なので該当するケースだけお読み頂ければ良いと思います。

〔上に取付けるケース〕
① 連結材の4本のネジに付いた蝶ナットを緩める方向に回して2枚の板の間隔を広げます。
② 天井側になる柱材の上端部に本品をひっくり返して被せるようにして収納します(突っ張り部材の下台が連結材の外に出るように)。
③ 突っ張り部材の下台が2~3センチが連結材にもぐりこむように(言いかえれば下台が連結材から外に2~3センチ飛び出るように)連結材の位置を調整します。そして連結材に付いている4つの蝶ナット締めます。蝶ナットが重くなりかけたところで止めます(完全に締めてしまうと突っ張りネジが動かなくなってしまうのでそうなる手前で止めます)。
④ その全体を設置場所に立てます。柱材を床につけると突っ張り部材の下台と天井の間に1センチ弱(7~8ミリ)の隙間が開いています。
⑤ ツマミを時計回りに回してネジを伸ばします。下台の上端が天井に接触するところまで伸ばします。
 一度離れて柱材が真っ直ぐ立っているか確かめます。真っ直ぐでなければツマミを反対方向に回し一端突っ張りを解除して柱材の姿勢を修正します。OKであれば突っ張り方向に更にツマミを回して完全に固定します。
⑦ 突っ張り部材の下台が1~2センチ連結材にもぐり込んでいればOKですがそうでなければそうなるように連結材の位置を調整します。そして突っ張っている状態を固定するために連結材の蝶ナットを締め付けて全体の長さを固定します。柱材を壁ぎりぎりに立てるため壁側にある蝶ナットを回すスペースがない場合は手前側だけでOKです。


〔下に取付けるケース〕
適当な踏み台などがなく天井付近での作業が難しい場合は柱材の下側に本品を取付けます。柱材の下側に取付ける場合は上側に取付けるときよりも突っ張り部品のツマミの回転が重くなります。これは柱材の重みがツマミにかかるためです。
① 連結材の4本のネジに付いた蝶ナットを緩める方向に回して2枚の板の間隔を広げます。
② 柱材を上側の開口部から挿入し、突っ張り部材の上台に当たるまで降ろします。突っ張り部材の下台が2~3センチが連結材にもぐりこむように(言いかえれば下台が連結材から外に2~3センチ飛び出るように)連結材の位置を調整します。そして連結材に付いている4つの蝶ナット締めます。蝶ナットが重くなりかけたところで止めます(完全に締めてしまうと突っ張りネジが動かなくなってしまうのでそうなる手前で止めます)。
③ その全体を設置場所に立てます。突っ張り部材の下台を床につけると柱材の上端と天井の間に1センチ弱(7~8ミリ)の隙間が開いています。
④ ツマミを時計回りと逆方向に回してネジを伸ばします。柱材の上端が天井に接触するところまで伸ばします。
 一度離れて柱材が真っ直ぐ立っているか確かめます。真っ直ぐでなければツマミを反対方向に回し一端突っ張りを解除して柱材の姿勢を修正します。OKであれば突っ張り方向に更にツマミを回して完全に固定します。
⑥ 突っ張り部材の下台が1~2センチ連結材にもぐり込んでいればOKですがそうでなければそうなるように連結材の位置を調整します。そして突っ張っている状態を固定するために連結材の蝶ナットを締め付けて全体の長さを固定します。
柱材を壁ぎりぎりに立てるため壁側にある蝶ナットを回すスペースがない場合は手前側だけでOKです。


〔中間に取付けるケース〕
① 連結材の4本のネジに付いた蝶ナットを緩める方向に回して2枚の板の間隔を広げます。
② 本品を被せるようにして床側になる柱材の上端部を収納します。そして本品の上側の開口部から天井側になる柱材を差し込みます。突っ張り部材は上と下の柱材に挟まれる形です。
③ 連結材の中に上下2本の柱の端部が同じ長さだけもぐりこむように連結材の位置を調整します。そして連結材に付いている4つの蝶ナット締めます。蝶ナットが重くなりかけたところで止めます(完全に締めてしまうと突っ張りネジが動かなくなってしまうのでそうなる手前で止めます)。
④ その全体を設置場所に立てます。下側の柱材を床につけると上側の柱材と天井の間に1センチ弱(7~8ミリ)の隙間が開いています。
④ ツマミを時計回りと逆の方向に回してネジを伸ばします。柱材の上端が天井に接触するところまで伸ばします。
 一度離れて柱材が真っ直ぐ立っているか確かめます。真っ直ぐでなければツマミを反対方向に回し一端突っ張りを解除し柱材の姿勢を修正します。OKであれば突っ張り方向に更にツマミを回して完全に固定します。
⑥ 上下2本の柱の端部がほぼ同じ長さだけ(約5センチ)連結材にもぐり込んでいればOKですがそうでなければそうなるように連結材の位置を調整します。そして突っ張っている状態を固定するために連結材の蝶ナットを締め付けて全体の長さを固定します。柱材を壁ぎりぎりに立てるため壁側にある蝶ナットを回すスペースがない場合は手前側だけでOKです。


 
 その他のメリット1 付属品
 本品には端口(柱材の断面)を大きくするための板(以下拡大板と呼ぶ)が1枚付属しています。例えば傾斜天井に当店のタイラーなどを使って柱材を立てたい場合、1×4材の端口は狭いのでうまく乗せることができません。そのような場合に柱材の端口に拡大板をネジ止めして端口を広げてタイラーを乗せるというような使い方をします。

上の写真は拡大板の使用例です。上例では切り間違いにより長さが足りなくなったため5センチ程の柱材をつぎ足しています(次項ケースC)。拡大板をネジ止めしたつぎ足し材をあらかじめ本品に収納し、本品を装着した柱材を天井に仮止めされたタイラーに向けて突っ張り固定しています。タイラーの上板に張り付けてあるのはタイラーを天井に仮り止めするための使ったガムテーブです。
 別の使い方としては壁から離れたところに柱材を立てる場合です。床や天井との接触面積が同じ場合、壁から離れると転倒しやすくなります。倒れにくさは接触面積に反比例するので床や天井との接触面積を大きくするために取付けます。
 下のイラストをご覧ください。黄色が拡大板、レンガ色が柱材です。
拡大板を取付けるにはB面の溝に柱材の端口を合わせA面側からネジを差し込んでしっかり固定します。拡大板の厚みは1.5センチですが溝の深さが0.5センチあるのでネジ止めすると柱材の長さは1センチ大きくなります。次項でご説明するように柱材は設置場所の高さより10センチ短くカットしますが、拡大板を使う場合はそれを含めてマイナス10センチなので柱材そのものは11センチ短くカットします。
 尚、拡大板は柱材の端口を外側に張り出させるので柱材を壁にできるだけ近づけて立てたい場合には不要となります。



 その他のメリット2 切り間違えても大丈夫
 設置場所の高さに合うよう柱材をカットしたつもりが実際にやってみたら切り間違えた!ということがあります。長すぎる場合は短くすればいいので問題ありません。問題は短く切ってしまった場合です。普通は救いようがありません。が本品を使う場合は大丈夫。つぎ足し材を用意しそれを下のイラストのように使えばOKです。1本の柱材を使う予定だったものが長さが足りないという場合、切り間違いが3センチ以下の場合はケースAのように修正します。ブルーがつぎ足し材です。3センチ以上の場合は、つぎ足し材をもう1本の柱材に見立てれば良いことなのでほとんど無制限に修正できます(ケースB)。また最初から2本使いの予定で2本合わせた長さが足りないという場合は3センチ位までなら修正できます(ケースC)。つぎ足し材については柱材の残りがあればそれを足りない分だけ切り取ります。なければ段ボールでも何でも柱材と同じ断面に切り取った代わりのモノを用意します。ケースAとケースBは本品を天井側に取付ける場合ですが床側に取付ける場合は上下を逆にするだけです。


 その他のメリット3 壁際に立てられる
  一般につっぱり器具で柱材を立てる多くの方は壁際に立てます。しかしつっぱり器具を天井や床に接して取付ける場合は壁から多少離れた地点にしか立てられません。なぜならお部屋には普通、巾木や廻縁などの内装材が使われていてその厚みとつっぱり器具の柱材から外側に出る厚みの合計より近くには壁に接近できないからです。厚み合計は2センチ以上になるので柱材は壁から2センチ以上離れるようにしか立てられないことになります。スペースをそれだけ無駄に使うことになります。また1本の柱材を立てる場合、上から下まで壁に接することがありません。そのため柱材は部屋側から受ける衝撃にたいして弱くなります。壁に柱材が接する部分があればその部分を通じて壁からの抗力を得られますがそれが働かないからです。天井と床の中間に本品を取付けると上記の弱点を同時に改善することができます。つまり本品を天井と床の間の中間点に移すことにより①柱材をつっぱり器具の厚み分だけ壁に接近させる②本品が壁に接触することにより衝撃に対する強度が増す、という効果が得られます。一挙両得です。下のイラストのような違いになります。尚当店のニコイチを併用する場合も同じ効果が得られます。

下の写真ではニコイチL24とマイナテン24を使って3本にカットした2×4材を壁ギリギリに立てました。



 製品仕様書

マイナテン 製品仕様書

サイズ(外形) cm

マイナテン24 L×W×T  20×11×6.5
マイナテン14         20×11×4.5    

高さ調整可能範囲 cm

基準の長さからプラス2センチ

重量 g 

300~350

 使用説明書  本サイト上に掲載。本サイト全体が商品の使用説明書になっておりますのでよろしくお願いいたします。
付属品  拡大板1枚およびネジ止め用ネジ2本

生産国

日本



 ご購入のご案内
上記商品説明を充分お読みいただいた上でご注文賜りますようお願い申し上げます。
 納期
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 配達方法
郵送またはメール便。 お客様の郵便ポストにお届けします。
 価格
(税込、送料込、支払手数料込)
  マイナテン24
  1,800円/1個 1度のご注文が2個以上の場合 1,600円/1個
  マイナテン14
  1,600円/1個 1度のご注文が2個以上の場合 1,400円/1個
 ご注文は1回あたりマイナテン24のみ、マイナテン14のみあるいは合計で最大3個までにてお願い致します。
 支払方法
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 使用説明書

本サイト上に掲載、商品には同梱されません。
商品には納品請求書および振込取扱票のみ同梱されます。

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